Crow Boy / からすたろう by Taro Yashima
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-02-9781591128014 @紀伊国屋書店
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784039600400 日本語翻訳版@紀伊国屋書店
☆受賞歴☆
A Coldecott Honor Book
☆ストーリー☆
昔の日本の田舎の小学校での話。ちょっと変わった子だったから彼はいつも一人で過ごしていたけれど、あるとき担任の先生が学芸会でカラスの鳴き声をやるようにいうと、それは保護者までもを魅了するほどの素晴らしい泣き真似でした。遠くから通っているこの少年は、長い長い距離を歩いてくる中で様々なカラスの鳴き声を聞き、真似するようになったのでした。彼に気づいた担任の先生もとても素晴らしい。こういう先生に出会いたいなと思います。懐かしい日本の風景があります。
☆読み聞かせるなら☆
2歳くらいから。
Anatole and the cat by Eve Titus & Paul Galdone
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-02-9780375855474 @紀伊国屋書店
☆受賞歴☆
A Coldecott Honor Book
☆ストーリー☆
ねずみのお父さんアナトールは、いつも通りチーズ工場での味見の仕事をしているときに、猫の気配を感じる。それは、今は友人となった工場の社長の飼い猫でした。責任感の強いアナトールは、なんとかして猫を排除して仕事に打ち込もうとします。アナトーレの責任感と勇気、そして知恵は、読んでいてすっきりします。
☆読み聞かせるなら☆
5歳くらいから。
Anatole / ねずみのとうさん アナトール by Eve Titus & Paul Galdone
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-02-9780375839016 @紀伊国屋書店
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784924938335 日本語翻訳版@紀伊国屋書店
☆受賞歴☆
A Coldecott Honor Book
☆ストーリー☆
アナトーリというネズミ村に住むねずみのお父さんは、ある日ご飯をもらいに人間の街に出かけると、人間たちがネズミの悪口を言っていた。それを聞いた父さんは、自尊心が傷ついてしまった。そこで、自分ができることで恩返しをしようと、チーズ工場でチーズの味のチェックをし始めた。すると、工場が大繁盛して。。
☆読み聞かせるなら☆
5歳くらいから。
What do you say, dear? ; A Book of Manners For All Occasions by Sesyle Joslin & Maurice Sendak
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-02-9780064431125 @紀伊国屋書店
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784001112566 日本語翻訳版@紀伊国屋書店
☆受賞歴☆
A Coldecott Honor Book
☆ストーリー☆
日本語の題名通り、いろいろな場面で何をいったらいいのか学習する本。謝る場面、ありがとうという場面等々、一緒に考えてからページをめくります。
☆読み聞かせるなら☆
4歳くらいから。
Always Room for One More By Sorche Nic Leodhas & Nonny Hogrogian
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-02-9780805003307 @紀伊国屋書店
☆受賞歴☆
A Coldecott Medal Winner Book
☆ストーリー☆
10人の子供を持つ主人公は、嵐の夜にいつも旅人たちを止めている。倹しい彼は、いつも困っている人のために、自分の小さい家を開放するのでした。スコットランドの歌からきているお話だそうです。とても暖かい物語です。
☆読み聞かせるなら☆
3歳くらいからとアマゾンレビューにはありますが、5歳くらいからで十分かなと思います。単語が少し難しいので。
Fly High Fly Low とんでとんでサンフランシスコ by Don Freeman
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-02-9780142408179 @紀伊国屋書店
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784776401353 日本語翻訳版@紀伊国屋書店
☆受賞歴☆
A Coldecott Honor Book
☆ストーリー☆
ビルの上にあるBのネオンサインをねぐらにしているハトのSidは、仲間たちにからかわれ続けますが、Midgeという伴侶を見つけて、二人でBのネオンの中で暮らし始めました。しかし、Sidがいなときにネオンが取り外されることになり!?
☆読み聞かせるなら☆
3歳くらいから。
Pop Corn & Ma Goodness by Edna Mitchell Preston & Robert Andrew Parker
アマゾンでの評価は高いのですが、日本では入手困難。内容が古き良きアメリカのような話だからかな。
☆受賞歴☆
A Coldecott Honor Book
☆ストーリー☆
男女が出会い家族になっていく話ですが、古き良き時代とでもいうような物語。人生はシンプルで愛や喜びは身近で感じられたといえるような時代を描写したお話です。
☆読み聞かせるなら☆
4歳くらいでも話自体は理解できますが、8歳くらいでもいいと思います。
Wheel on the Chimney / コウノトリのおはなし by Margaret Wise Brown & Tibor Gergely
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784860954109 日本語翻訳版@紀伊国屋書店
日本ではちょっと入手困難な様子です。
☆受賞歴☆
A Coldecotto Honor Book
☆ストーリー☆
こうのとりの1年を描いた本。
☆読み聞かせるなら☆
小学3年生から4年生からだと思います。
Little Bear`s Visit by Llse Holmelund Minarik
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-02-9781782955092 @紀伊国屋書店
☆受賞歴☆
A Coldecott Honor Book
☆ストーリー☆
おじいちゃんとおばあちゃんの家に遊びに来た僕が、おじいちゃんと遊び、おばあちゃんと遊んで帰っていくありふれた日常の話ですが、ほのぼのほっこりしています。家族みんなが仲がいい家庭です。大人としては、おじいちゃんとおばあちゃんの気持ちに思わず共感してしまいます。
☆読み聞かせるなら☆
4歳くらいから。
Mr. Rabbit and the Lovely Present うさぎさん てつだってほしいの by Charlotte Zolotow & Maurice Sendak
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-02-9788484704317 @紀伊国屋書店
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784572002013 日本語翻訳版@紀伊国屋書店
☆ストーリー☆
少女が自分の母の誕生日のプレセントに何を選んでいいのかわからない。それをうさぎさんに相談してアドバイスしてもらいながらプレゼントを選んでいくお話。扉絵そのままにとても可愛らしい話です。
☆読み聞かせるなら☆
4歳くらいからとアマゾンレビューにはありますが、3歳くらいでもいいように感じます。繰り返しのフレーズが多いし、色やフルーツがたくさん出てくるので小さい子でも意味が分かるし、楽しめると思います。
All in the Morning Early by Sorche Nic Leodhas & Evaline Ness
☆受賞歴☆
A Caldecott Honor Book
☆ストーリー☆
スコットランドでの古くからのお話だそう。少年が朝早く粉を引いてもらいに行く途中、いろいろな人や動物たちを一緒になるお話。出会う人や動物が1から10まで一つずつ増えていくので、算数の絵本ともいえるのかな。
☆読み聞かせるなら☆
5歳くらいから。ちょっと言葉が難しいです。
The Impossibly True Story of Tricky Vic; The Man Who Sold The Eiffel Tower by Greg Pizzoli
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-02-9780670016525 @紀伊国屋書店
☆受賞歴☆
A Coldecott Honor Book
☆ストーリー☆
現在のチェコ共和国で1890年にRobert Millerくんが誕生しました。彼はとても優秀な子供で話せる言語もいくつもありました。しかし、大学を中退してから、その優秀さを犯罪に使うようになり、最後は45この罪状が下るほどになってしまったのでした。そんな彼の生涯を描いた絵本。実話です。自分の才能を自分のためだけに使った結果といえるんでしょうね。
☆読み聞かせるなら☆
小学3年生や4年生になってから。善悪がはっきり分かるようになってから読むのに十分な作品です。
The Emperor and the Kite by Jane Yolen & Ed Young
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-02-9780698116443 @紀伊国屋書店
☆受賞歴☆
A Coldecott Honor Medal
☆ストーリー☆
素晴らしくできる兄3人と素晴らしく美しい姉3人の下で、小さく生まれた末っ子は、誰にも構われず、いつも凧を飛ばして遊んでいました。しかし、父が危険に晒されたとき、兄姉たちはただ悲しむばかりの中、小さい妹だけが父を助けようと立ち上がるというお話。なんだか久しぶりに物語を読んだ気がして面白かったです。
☆読み聞かせるなら☆
4歳くらいから。
今回イラストを担当しているEd Young さんは、Seven blind MiseやLon Po Po の作者でもあり、両方ともCaldecott賞を取っています。
Hide And Seek Fog by Alvin Tresselt & Roger Duvoisin
☆受賞歴☆
A Coldecott Honor Book
☆ストーリー☆
ある海岸でかなり濃厚な霧がかかり始めた。20年ぶりの濃霧で、3日後、霧がようやく晴れてくる。濃霧に対しての大人のがっくり感、子供の逞しさの対比も楽しいです。この3日間の様子をつづった絵本。
☆読み聞かせるなら☆
4歳くらいから。
Alexander Graham Bell; Answers the Call by Mary Ann Fraser
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-02-9781580897211 @紀伊国屋書店
☆受賞歴☆
これは日本のZ会からのおすすめの本でした。アメリカでは特に評価されているわけではないのですが、ベルの子供時代を見ることで、子供のイマジネーションがどこにあるのかを知るヒントになるかもしれない、ということでZ会は薦めたのかな、なんて、日本の子供を育てる発想とアメリカのそれとの違いを思ったりしてみました。
☆ストーリー☆
ベルの幼少期から電話を発明するまでの話で、ベルの幼少期の発明ことが重点的に書かれています。母が重度の難聴の方だったり、兄と弟を結核でなくしたり、私の知らないことばかりでした。といってもベルさんのことを知っていたわけではないのですが。。。必要は発明の母なんだな、としみじみ。絵が丁寧でとても分かりやすい本でした。
☆読み聞かせるなら☆
4歳くらいから。