A Pocketful of Cricket by Rebecca Caudill & Evaline Ness
☆受賞歴☆
A Caldecott Honor Book
☆ストーリー☆
夏休み、家族が営む農場でクリケットを見つけた少年は、始業の日にコオロギをポケットに入れて学校に持って行ってしまいます。コオロギは羽をこすらせて音を出すので、先生やクラスメートにばれてしまいました。
私が感動したのは、外に逃がしなさいというだけはなく、少年にとって大切なコオロギだと理解すると、即、Show and Tell(アメリカでは自分のお気に入りを学校にもってきてクラスメートに紹介するという授業があります)に切り替えたところです。お気に入りのコオロギをもっていってしまう少年の気持ちも、さっと授業を切り替える先生の機転も素晴らしいと感じる作品です。
☆読み聞かせるなら☆
7歳くらいから。