英語の絵本たち

英語の絵本も面白い。Caldecott賞、Notable Children bookを中心に選んでいます。興味があったら購入できるようにと各本にアマゾンと紀伊国屋書店のリンクを貼っていますがアフィリエイトはしていません。アメリカ在住。

The Fool of the World and the Flying Ship; A Russian Tale by Arthur Ransome and Uri Shulevitz

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https://www.amazon.com/Fool-World-Flying-Ship-Russian/dp/0374324425/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1522677855&sr=1-1&keywords=the+fool+of+the+world+and+the+flying+ship&dpID=61CgfPql-eL&preST=_SX218_BO1,204,203,200_QL40_&dpSrc=srch @amazon.com 

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-02-9780374324421 @紀伊国屋書店

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784001105605  日本語翻訳版@紀伊国屋書店

 

☆受賞歴☆

A Caldecott Medal Winner

 

☆ストーリー☆

王様が空飛ぶ船を作った人は、姫と結婚できると公布します。そこで、できそこないの三男坊も、兄たちを追って出かけます。そこで出会う不思議な人たちとの話。英語のFoolをできそこないと書きましたが、実は、彼の兄たちと違って、とても素直でいい子なのです。たぶん、素直すぎるところが、ロシアの農家で暮らす親から見ると出来損ないと思うのかな、とも。その素直さが、彼に幸運をもたらすというお話。ロシアの昔の小作農たちの価値観が少し垣間見えるような気もしました。

 

☆読み聞かせるなら☆

5歳くらいから。

 

この本の挿絵を描いているUri Shulevitzさんは、SnowやThe Treasureといった絵本の作者でもあり、両本ともCaldecott Honor Book です。