The Year of Billy Miller by Kevin Henkes
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☆受賞歴☆
☆ストーリー☆
小学2年生になったBilly Millerくんの1年間のお話。彼は、高校の先生をしている母と主夫のパパと妹の4人家族。新しいクラスに親友のNedがいるし、担任Ms.Silverは大好きだけど、隣の席のEmmaは大嫌い。夏休みに頭にたんこぶを作って自分がおかしくなってしまうのか心配したり、未だにパパ(アメリカではPapaは幼児語でDadがお父さんという意味になるようです)を呼んでいることを恥ずかしく感じ始めたり、一晩中起きることに挑戦してみたり。最後に、母か父かどちらか一方の詩を書いて、それはクラスで発表しなくてはならないとき、両方が好きなBillyは選べません。一方を傷つけないように選ぶBillyがとても愛らしいです。各章ごとに、父、妹、母との話があります。
☆感想☆
非常に普通の男の子お話です。話にアップダウンがあるわけでもないからか、逆に小学校2年生の男の子のリアリティさを感じました。最後の母の章では、情景描写や詩の創作があり、この本の作家であるKevinさんは、可愛らしい情景を思い起こさせるのが上手なので、彼の本領発揮という気がしました。
☆読み聞かせるなら☆章立ての普通の本なので、主人公と同じ歳の時が一番いいと思います。絵本ではないので、読み聞かせるのは大変でした。。。私は1日では無理で、数日にわけて読んでいました。