The Three Questions; Based on story by Leo Tolstoy / 3つのなぞ by Jon J Muth
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-02-9780439199964←ここで買えます@紀伊国屋書店
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784577040256←三木卓さん翻訳版@紀伊国屋書店
☆受賞歴☆
☆ストーリー☆
ニコライ少年は、3つの問題が気になってしょうがない。ある日、答えを探しに山に住む長老を尋ねた。そこで、思いがけず長老を助け、パンダの親子を助けた。翌朝、ニコライ少年は、再度、長老に3つの質問の答えを尋ねると、君はもうその答えを身をもtって知ったはずだと彼に伝える。
問:一番大切なときはいつ? 答:今だよ
問:一番大切な人は誰? 答:君と一緒にいる人だよ
問:一番大切なことって何? 答:君と一緒にいる人を助けることだよ
☆感想☆
この3つの質問は、作者のJon Muthさんが、禅の先生から聞いた話で、トルストイを思い出したそうです。トルストイは同名の小説を書いています→https://www.amazon.com/Three-Questions-Classics-Leo-Tolstoy-ebook/dp/B00SAGQYOM/ref=sr_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1504193540&sr=1-3&keywords=the+three+questions+by+leo+tolstoy もちろん内容は異なりますが、他人とのつながりを見出したトルストイの深い洞察にも興味を持ってほしい、という願いが作者にはあるそうです。主人公のニコライという名前は、トルストイの兄の名前であり、かつ息子の名前でもあり、そこから頂戴したとのことでした。とても深いいい話なので、三木卓さんが翻訳したもの納得です。
読み聞かせるなら:話自体は全く難しくはないのですが、教育的な内容であるので理解するには、7歳以上でいいのではないかと思います。もちろん、もっと小さいうちによんで、何かあったらこの話をするのもいいですね。