The Name Jar by Yangsook Choi

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☆受賞歴☆

特になし

☆ストーリー☆

韓国人の少女がアメリカに学校に転校してきました。スクールバスの中で、子供たちが彼女の名前を正しく発音できなかったために、少女はクラスメイトたちに自分の名前を言えなくなってしまいました。名前のない彼女のために、クラスメイトたちは名前を公募します。自分たちが素敵だなと思う名前をビンの中に入れて、最後は彼女が選びます。

☆感想☆

絵本の賞は特に何も受賞していないようですが、学校から小学校低学年にお奨めされる本です。移民の最初の試練の一つは、自分の名前かもしれません。この本の主人公も、本当だったら大好きな自分の名前だったのに、人前で言えなくなってしまいました。彼女の名前は、アメリカ人には発音がとても難しかったからです。そして、この本が素晴らしいのは、それを受け入れるクラスメイトたちの存在でしょう。彼女に名前を言わせることはなく、懸命に彼女の名前を考え始めます。それは、それぞれがお気に入りの名前ばかり。そこ中から少女は一体どんな名前を選ぶのでしょう。最後まで心温まるお話です。

読み聞かせるなら：幼稚園年長から

1人で読むなら：小学一年生後期から（文字は多め）