英語の絵本たち

英語の絵本も面白い。Caldecott賞、Notable Children bookを中心に選んでいます。興味があったら購入できるようにと各本にアマゾンと紀伊国屋書店のリンクを貼っていますがアフィリエイトはしていません。アメリカ在住。

【一時帰国のため日本語の本】学校うさぎをつかまえろ 岡田淳作

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アマゾン@ https://www.amazon.co.jp/学校ウサギをつかまえろ-創作こどもクラブ-岡田-淳/dp/4035301604/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1530573184&sr=1-1&keywords=学校うさぎをつかまえろ

紀伊國屋書店@ https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784035301608

 

☆ストーリー☆

冬の日の夕方、6人の同じクラスの子供たちが、学校の飼育小屋から学校隣の工事現場に逃げ込んだうさぎを捕まえようと協力しあう話。と書いてしまうと単純だけど、図書館で借りたら予約待ちで、かつ延長不可の図書ということで、1986年の初版だけど大人気の本。1986年が初版で主人公たちが4年生と言うと、どんぴしゃりで私の年齢。だから共感するところが多いのか、そもそも10歳児というのはこんな感じなのか分からない。でも、嘘をついているつもりはないけれど、結果的に嘘になってしまう転校生の男の子、しゃべらない転校生の女の子、性格に問題を抱えていると、大人の感覚だと感じてしまう子どもたちに普通に接する他の子供たち。この大した事件でもない出来事を詳細に掘り下げている作者の力には脱帽でした。大人が読んでも面白かった。

 

☆読み聞かせるなら☆

日本語がダメな息子のために読み聞かせていますが、小学校中学年向けの本です。