The DAY the STONE WALKED by T.A. Barron & William Low
☆受賞歴☆
☆ストーリー☆
イースター島のモアイ像にまつわるお話。イースター島に住むPico少年の父は、モアイ像が歩くと信じている。それは、私たちに何か災難がふりかかたる時に起きると。ある日、Pico少年の姉が遠くの空に黒雲を見つける。これは、津波のサインだから、皆を高台に避難させるように促す。Picoは父に逃げるように告げるが、pico自身が逃げ遅れて高波に呑まれてしまう。その時、モアイが動いたように感じるのだけど。。。
☆感想☆
イースター島のモアイ像は、なぜつくられたのかいまだに謎です。作者は、この本は、イースター島の伝承と、自分の想像と、イースター島を訪れた時にモアイを見た時のインスピレーションが混ざった物語だと、あとがきに書いてありますが、私は、思わず、高波を防ぐために、もしくは、高波に呑まれたイースタ島の住人たちを守るために、作られたのではないかと、作者のイマジネーションに同感してしまいました。
☆読み聞かせるなら☆
アマゾンレビューには4歳からとありますが、6歳くらいからの方がよりよく理解できるのではないか、と思います。文字も結構ありますので。