Blackout by John Rocco
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Blackout / Rocco, John - 紀伊國屋書店ウェブストア ←ここで買えます(紀伊国屋書店)
☆受賞歴☆
2012年コルデコット オナー賞
New York Times Notable Book
Wall Street Journal Best Book of the Year
Publisher's weekly Best Book of the Year
School Library Journal Best Book of the Year
Kirkus Reviews Best Book of the Year
☆ストーリー☆
パパもママも忙しくて、子どもと遊ぶ時間なんてない。そんな時、停電が起きて、料理のコンロも、電話も、PCも使えなくなります。バラバラだった家族が途端に一か所に集まり、暑さを凌ぐために屋上に上ると、そこには星の明るさがあり、近所の人たちもみな屋上に出ていて、下の通りでは、楽しそうなパーティが始まっていました。電気が戻ってきたけれども、でももう前の生活には戻れないし、戻っちゃダメだよね。
☆感想☆
紀伊国屋書店が題を翻訳していて、それが「くらくてあかるいよる」というのだけど、ぴったりです。停電して部屋も外も真っ暗だけど、屋根の上には星があり、通りではアイスクリーム屋さんがアイスを無料で配っていたり、近所の人が出てきて音楽を奏でていたり、楽しい夜が始まっていました。Didigal Ageである私たちは常に何かをいじって、自分のことで大忙しです。この物語は、今まで、忙しいと娘の相手をしなかった親や兄弟たちが、停電のない日々に戻っても、お互いに関わろうとするのが素敵です。
読み聞かせるなら:4歳から
1人で読むなら:小学1年生から