Bear Has a Story to Tell / ねむるまえのクマは by Philip C. Stead
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☆受賞歴☆
特になし。
作者は、絵本関連の賞の常連さん。
☆ストーリー☆
もうすぐ冬、そろそろ冬眠をしないといけないクマさんだけど、どうしても話したいことがあった。でも、お友達のネズミも、カモも、カエルも、モグラも、冬支度に忙しくて、クマさんの話を聞けない。そして春になった時に、誰よりも早く目覚めたクマさんは、友人たちに新生活の準備を手伝い、あの冬間近に話したかった話をにしようとした。でも、長い冬に間に、くまさんはすっかり話を忘れてしまう。その時、集まっていた仲間たちが、くまさんと一緒にお話を思い出すのを手伝うというお話。
☆感想☆
A Sick day for Amos MacGeeと同じ作家さんです。彼の作品は、2冊ともとても心温まるお話です。自分の世話で友人の話を聞く時間がないというのに、正直驚いてしまいましたが、その後、春になって、友人のお世話を焼くクマさんの温かさも、話を忘れてしまったクマさんと一緒になって話を考える友人たちの優しも、とてもほっこりします。
読み聞かせるなら:4歳から
1人で読むなら:小学1年生から